【Vol.1】新しいふるさと納税スタイルはじまる♪「楽器寄附ふるさと納税」

2019 / 04 / 17
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2018年10月より、三重県いなべ市で、新しいふるさと納税のスタイルがスタートしました。その名も「楽器寄附ふるさと納税」。

残念ながら返礼品目的になりがちなふるさと納税ですが、国内初のこの取り組みは、「制度の本質を捉えている」「子どもたちの感謝する気持ちを創造でき、教育的観点から見ても良い制度だ」「関係人口の創出にもつながる」など、自治体からも寄附者からも、とてもポジティブに注目されています。

【Vol.1】では、この新しい取り組みにどういう想いで取り組んでいるのか、コンセプトについてご紹介します!

楽器寄附ふるさと納税のページへ

引き継がれる笑顔と感謝が奏でるストーリー

「楽器寄附ふるさと納税」とは、全国に眠っている休眠楽器/不用楽器を、需要のある教育機関や団体に寄附し、その寄附楽器の査定価格が税金控除されるという、新しいふるさと納税のスタイルです。

前述の通り、今や完全に返礼品目的になりつつあるふるさと納税制度ですが、本来は、その地域の活動を応援したいという人が、その活動のために寄附をするという部分から三重県いなべ市がスタートさせた取り組みです。

この「楽器寄附ふるさと納税」は、寄附者は返礼品を得られるわけではありません。

自分の大切にしてきた楽器を、必要だが様々な理由で手に入れられない生徒たちや学校に寄附をすることによって、感謝の気持ちを受け取ることができ、結果的に税金の控除も受けられるという仕組みになっています。

サックスを寄附していただき笑顔の生徒たち

 

楽器の寄附を募るだけではない展開

さらにこの取り組みは、楽器を寄附していただくことだけが目的というわけではありません。

生徒たちからの感謝の手紙

生徒たちにとっては、希望していた楽器を寄附していただくことで、「ありがとう」という感謝の気持ちを、自ら創造することができます。【感謝する教育】

また、寄附者にとっては、生徒たちから感謝の手紙を受け取り、さらに地域で開催される音楽会等へ招待してもらい、自分が寄附した楽器で奏でられる感謝の音色を、直接届けてもらうことができます。【寄附の本質】

寄附者は子どものように大切にしていた楽器を寄附することで、その学校の生徒たちや地域に愛着が生まれ、応援したい地域(自治体)のひとつとなります。【制度の本質】

総じて、自治体にとっては、楽器寄附ふるさと納税を通じて【関係人口創出】のきっかけとすることができます。

いなべ市で開催された音楽会の様子

つまり寄附者は、返礼品として「モノ」をもらうことが目的ではなく、自分の大切にしていたものを本当に必要なところで使ってもらいたいという気持ちから寄附を行い、それによる感謝の気持ちを受け取ることができ、結果的にその地域を好きになる(関係人口となる)という、まさにふるさと納税制度の本来の目的、本質を捉えた取り組みと言えます。

▶▶▶【Vol.2】では、具体的な流れやフローについてご案内いたします!

楽器寄附ふるさと納税のページへ

【楽器寄附ふるさと納税参加自治体】
・三重県いなべ市(2018年10月10日〜)
・北海道東神楽町(2019年4月1日〜)
※2019年4月17日現在

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