離島自治体の離島、魚島【愛媛県上島町】

2018 / 02 / 01
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魚島は、人口約160名の小さな島です。

愛媛県上島町は、県内唯一離島のみでできた自治体です。
町内の多くの島は隣同士、すぐに見える距離にありますが、その中で「魚島」は町内で一番大きい弓削島から高速船で約一時間と、ちょっと離れたところにあります。
面積1.49k㎡の小さな島。写真の漁港周辺以外は、山と木々に覆われています。
人口は多いときは1000人を超えましたが、現在は160人ほど。
離島自治体上島町の中で、最も「離島」であることを感じる静かな島です。

※魚島へは、車で行くことができません

島を一周する約6kmの道路がありますが、魚島への交通手段は高速船のみのため、車を積んで渡ることができません。
そのため、島民以外の方の魚島内での交通手段は徒歩か自転車のみとなります。
(高速船には自転車を積むことは可能です、またレンタサイクルもございます)

魚島の、静かな町並み

魚島は面積のほとんどが山であるため、民家は漁港周辺に集中しています。
狭い路地・急な階段の続く道、そこに密集して並ぶ家。魚島の町の風景です

8月15日は「テンテコ踊り」

魚島の行事のひとつに「テンテコ踊り」という独自のものがあります。
その昔、魚島に流れ着いた武士が行った調練がその由来ともいわれていますが、現在テンテコ踊りは重要無形文化財に指定されています。
行われるのは毎年8月15日。
お盆休みということもあり、帰省している人も多く、島が賑やかになる一日です。

魚島=真鯛??

明治~大正期、魚島では「縛り網漁」という漁法でたくさんの真鯛が水揚げされました。
網を引き揚げると海面がたくさんの真鯛でピンク色になり、その上にムシロをひいて酒盛りしたという、嘘みたいな本当の話が残っています。
真鯛は主に大阪へと出荷され、春になってたくさんの真鯛が入荷することを市場では「魚島が来た」と言っていたそうです、また、春の旬の時期を「魚島どき」といい、真鯛を贈り合う風習があったとか。

その時期に比べると、漁獲量は大幅に減ったものの、魚島では真鯛だけでなく瀬戸内の魚がたくさん獲れます。昔も今も、魚島は漁業の島です。

このあたりの地域では「ハゲ」といいます!!

カワハギのことを「丸ハゲ」、ウマヅラハギのことを「長ハゲ」といいます。
どちらもよく水揚げされますが、長ハゲの方が人気が高く、煮付けにして食べるのが一般的です。
このあたりの地域ではでは煮付け用に皮をはいだ「ムキハゲ」という状態で売られていることが多いです。

高級魚の「アコウ」は一般的なお魚です。

アコウ(キジハタ)は高級魚ですが、このあたりではよく見かける一般的なお魚。
大きいものはそれなりに値が張りますが、小ぶり~中サイズはお値ごろです。
お刺身、煮付けが美味!!

魚島の冬の風景といえば、デベラ干し

デベラガレイ(タマガンゾウビラメ)を漁港周辺で干している風景は、冬の魚島でよく見られます。
上島町では、魚島でしか作られていないデベラの干物は、町内でも簡単に買うことはできない幻の珍味です。

上島町島おこし協力隊

瀬戸内海にある愛媛県上島町は、25個の島からなる離島の町です。
海・橋・船・みかん・レモンといった、瀬戸内の島ならではの風景とくらしがあります。
そんな島の日常や風景を、協力隊員の目線や、活動を通して発信していきます!!

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